コーンブレッド
代表的な、アメリカ南部料理。コーンミールという乾燥とうもろこしを轢いたものを使います。ケーキ風に甘く作ったりもされますが、ここで紹介しているのは
食事のサイドデッシュとして食べる、一番素朴なレシピです。
外はかりっと香ばしく、中はコーンミール独特のホロホロっとくずれる食感がたまりません。生地を流し込む時にジュッと音がするほど熱した、アイアンスキ
レット(鉄製のフライパン)を使うのが本場のやりかたですが、オーブンデ使用可能なケーキ型などをつかってもおいしく出来ます。
材料;(8インチスキレット1枚分)
コーンミール 1カップ(240cc)
小麦粉(薄力粉またはAll purpose) 1カップ
ベーキングパウダー 大さじ1
砂糖 大さじ1 塩 小さじ1/2
バターミルク 200ml
卵 2個 サラダ油 大さじ4
作り方;
1. オーブンを425F(220度)に温める。
2.ボールに卵を割り、よくほぐしてバターミルク、サラダ油を加えてよく混ぜる。
3.別のボールに粉類を計り入れ、まんべんなく混ぜる。だまにならないように、粉類に2を少しずつ加えてゴムべらでさっくりと混ぜる。
4.スキレットを使う場合は、生地を流し込む前に直火で熱しておく。
5.生地を型に入れて、ゴムべらで表面が平らになるようにならす。
6.オーブンに入れて、表面がキツネ色になるまで20−25分焼く。
7.少し冷めたら、コーンブレッドを型から取り出し、適当な大きさに切る。
8.好みで、バターやはちみつをかけて召し上がれ。
ワンポイント:
・ バターミルクは、バターを作る時にクリームを攪拌し乳脂肪を分離させた後に残る液体です。バターミル
クを使うと、香りよく、ふんわり仕上がると言われます。
アメリカでは、スーパーで乳製品コーナーに"Cultured Lowfat
Buttermilk"と表示された工業的に大量生産されたバターミルクが並んでいます。ヨーグルトに似た酸味とトロミがあるので、牛乳5に対して
プレーンヨーグルトを1の割合で加えると似た感じになります。
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